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かつて繁栄していたものづくりと今後のものづくりの形
日本の卓越したものづくりの高い技術力を後世に受け継いでいく
日本には高度経済成長を大きく支えてきた卓越したものづくりの技術力があるにも関わらず、経済のベースがものづくりからITに移行したことによって、ものづくりの需要が減少しました。さらに不況の波が襲い、低コストで済む海外へ工場を移設して「ものづくりの空洞化」が問題視されるようになりました。その状況下でもメイドインジャパンにこだわり、東京で電気亜鉛メッキや電気ニッケルメッキ、クロムメッキ、不動態化処理などのメッキ加工を受注し続けた実績を活かして、日本のものづくりに関するコラム記事を執筆いたします。
日本の卓越したものづくりは、この後どうあるべきなのか、そしてどのようにして高い技術力を後世へ継承していくのか、このような視点を大切にしてメイドインジャパンにこだわり続け、自動車部品やスプリング、医療用測定器、音響機器部品、機械部品などへの金属表面処理の依頼を東村山にある自社工場で受注し続けてまいりました。高度経済成長期に活躍した団塊世代の職人も定年を迎え、2025年には75歳の後期高齢者となります。
人口が減少してGDPの低下も避けられない状況においても、日本の卓越したものづくりの技術を後世に伝えていくべく、今後とも尽力いたします。そして、高度経済成長からバブル崩壊、リーマンショック、そしてコロナ禍と、時代の移り変わりを体感してきた老舗企業だからこその視点で、日本のものづくりの問題点や改善点、将来性に関するコラム記事を発信してまいります。